TVアニメ『キリングバイツ』
12週連続インタビュー
第7回 上坂すみれ（稲葉初役）
――第7話の放送が終了しました。改めて第7話のあらすじを紹介して下さい。
上坂 ますます「獣獄刹（デストロイヤル）が盛り上がっています！ 無敵と思われた「クロコダイル」の前に、三門の謎の獣闘士（ブルート）が現れて…というAパートです。この回、初は穴からうっかり顔を出してしまい、「ゴリラ」に追いかけられて大ピンチです！ 最初から戦う気がなく、超逃げています。続くBパートは男性の皆さんにとって、シリーズ随一の大喜びシーンかと思います（笑）。原作でもかなり誌面を賑わせたヒトミとエルザの淫蕩シーンですが、アニメでもしっかり描かれているので、かなり刺激的だったのでは。エルザがとってもエロくて素晴らしい（笑）。全体的な見どころとしては血みどろのAパートと百合のBパートによる、絶妙な対比構造が面白かったです。
――アフレコ現場の様子はいかがでしたか？
上坂 ぱっと思いつくのが、篠崎さんの実況の存在感ですね。あのＭＣを聞くと皆さんスイッチが入るのか、引っ張られてテンションが上がっちゃいます。『キリングバイツ』の現場は、ベテランさんから若手まで色んな方がいらっしゃる不思議な現場です。人数が多くてバトルシーンでは叫びっぱなしで、とにかくブースが暑い（笑）。高温多湿な現場です。
――初を演じてのこれまでのアフレコの感想をお聞かせ下さい。
上坂 初はひたすら腰の低いキャラクターで、敵にも謝りながら逃げるという、一人だけ「牙闘（キリングバイツ）」していないキャラクターです。「いかに戦いに関わらないか」を念頭に置きつつ演じました。逃げ上手で生き残り力が強い初の「戦わなくてもいいんだ」みたいなメッセージを感じ取って欲しいです（笑）。シーンとして印象に残っているのは、第3話で野本さんに勧誘されている場面ですね。弱い者同士で意気投合している様子が面白かったり、敵の獣闘士を自分が倒したことになって調子に乗ったり。この辺が『キリングバイツ』にとっては珍しい小物キャラですよね。
――初を演じていて、特に楽しかった部分はどこですか？
上坂 私は小物キャラが大好きなので初になれて嬉しかったし、小物キャラという役の追究にやりがいを感じています。やる気を出さないとか、常に自分の安全ばかり見ているように演じるとか。前のシーンと言っていることが違ったり、逃げる時に「ひぃぃー！」って言うのも小物の特徴ですね（笑）。そういう意味で初は、小物キャラのお手本みたいな役です！
――なるほど、小物キャラが好きな理由はあるんですか？
上坂 ヒーローにしろ大悪党にしろ、信念を貫く人物はカッコいいですよね。逆にプチ悪事を働いては良心の呵責を感じる平凡な人間は、フィクションの中では動かすことが難しい気がするんです。そんな中でリアルな小物が実際に出てくると、私には輝いて見えて面白さを感じるんですよ。
――初は逃げたり謝ったりと、コメディ色が強いキャラクターです。シリアスバトルをこなす周囲との温度差は感じますか？
上坂 温度差しかありません（笑）。初も土壇場に立てば機転が利いたりするので、根っから駄目な子ではないのですが、最初から別の価値観で動いているというか…。基本的に「生き残る」「死なない」「穴を掘る」が目標なので、「クロコダイル」や「ゴリラ」がどんなに激しく戦っていても、初には関係ない。一人の世界ですね。色んな獣闘士の殺気を感じつつも、それを受けずに殺気のない「牙闘」を目指しています（笑）。
――そんな初が今後、何か活躍できるのでしょうか？
上坂 ネタバレなので詳しくは言えませんが、まさかの大活躍をしちゃう…かも!? きっと予想外の出来事が起こるので、最後まで注目して欲しいです。
――話が変わりますが、初の他に気になるキャラクターはいますか？
上坂 陽湖さんが好きです。自信満々な名うてのプレイヤーっぽいのに、作戦が顔に出やすかったり、「牙闘」を全身全霊で楽しんでいる感じが面白いです。デキる女性なのに裏表がないというかピュアな人というか、そのギャップがいいですよね。アニメではインパクトたっぷりの百面相も見せてくれるので、ますます好きになってしまいます！
――もし獣化するなら、何の生物がいいですか？
上坂 空を飛べる生き物がいいです！ 鳥目だと夜に飲みに行ったりできないので、夜目が利いてカッコいいフクロウか蝙蝠がいいですね。
――ありがとうございます。それでは次回、第8話のご紹介をお願いします。
上坂 プレイヤーサイドの思惑や、裏で糸を引く財閥の方々の黒い陰謀が盛り上がってきます。VIPルームで「獣獄刹」を眺めているおじさんたちは「磨き上げられた悪」という感じがぷんぷんするので、ぜひ注目して頂きたいです。そしてバトルでは城戸が大暴れします。城戸は今のところ何の獣人か不明ですが、なぜか同じチームの「ゴリラ」が大変なことになって…！ 初はここでもピンチで泣いちゃっています。可哀想に…。彼女が危機にどう対処するのか、ぜひ見て頂きたいです！
――最後に視聴者へメッセージをお願いします。
上坂 容赦なく獣闘士たちの首が飛ぶ激闘の連続で、こんなに人が死んでいくアニメにはなかなか出会えません。毎回びくびくして収録に臨みつつも、初は元気に逃げ回っています。どこまで逃げ切ることができるのか、皆さんぜひ応援して下さい！
――ありがとうございました。
上坂 ますます「獣獄刹（デストロイヤル）が盛り上がっています！ 無敵と思われた「クロコダイル」の前に、三門の謎の獣闘士（ブルート）が現れて…というAパートです。この回、初は穴からうっかり顔を出してしまい、「ゴリラ」に追いかけられて大ピンチです！ 最初から戦う気がなく、超逃げています。続くBパートは男性の皆さんにとって、シリーズ随一の大喜びシーンかと思います（笑）。原作でもかなり誌面を賑わせたヒトミとエルザの淫蕩シーンですが、アニメでもしっかり描かれているので、かなり刺激的だったのでは。エルザがとってもエロくて素晴らしい（笑）。全体的な見どころとしては血みどろのAパートと百合のBパートによる、絶妙な対比構造が面白かったです。
――アフレコ現場の様子はいかがでしたか？
上坂 ぱっと思いつくのが、篠崎さんの実況の存在感ですね。あのＭＣを聞くと皆さんスイッチが入るのか、引っ張られてテンションが上がっちゃいます。『キリングバイツ』の現場は、ベテランさんから若手まで色んな方がいらっしゃる不思議な現場です。人数が多くてバトルシーンでは叫びっぱなしで、とにかくブースが暑い（笑）。高温多湿な現場です。
――初を演じてのこれまでのアフレコの感想をお聞かせ下さい。
上坂 初はひたすら腰の低いキャラクターで、敵にも謝りながら逃げるという、一人だけ「牙闘（キリングバイツ）」していないキャラクターです。「いかに戦いに関わらないか」を念頭に置きつつ演じました。逃げ上手で生き残り力が強い初の「戦わなくてもいいんだ」みたいなメッセージを感じ取って欲しいです（笑）。シーンとして印象に残っているのは、第3話で野本さんに勧誘されている場面ですね。弱い者同士で意気投合している様子が面白かったり、敵の獣闘士を自分が倒したことになって調子に乗ったり。この辺が『キリングバイツ』にとっては珍しい小物キャラですよね。
――初を演じていて、特に楽しかった部分はどこですか？
上坂 私は小物キャラが大好きなので初になれて嬉しかったし、小物キャラという役の追究にやりがいを感じています。やる気を出さないとか、常に自分の安全ばかり見ているように演じるとか。前のシーンと言っていることが違ったり、逃げる時に「ひぃぃー！」って言うのも小物の特徴ですね（笑）。そういう意味で初は、小物キャラのお手本みたいな役です！
――なるほど、小物キャラが好きな理由はあるんですか？
上坂 ヒーローにしろ大悪党にしろ、信念を貫く人物はカッコいいですよね。逆にプチ悪事を働いては良心の呵責を感じる平凡な人間は、フィクションの中では動かすことが難しい気がするんです。そんな中でリアルな小物が実際に出てくると、私には輝いて見えて面白さを感じるんですよ。
――初は逃げたり謝ったりと、コメディ色が強いキャラクターです。シリアスバトルをこなす周囲との温度差は感じますか？
上坂 温度差しかありません（笑）。初も土壇場に立てば機転が利いたりするので、根っから駄目な子ではないのですが、最初から別の価値観で動いているというか…。基本的に「生き残る」「死なない」「穴を掘る」が目標なので、「クロコダイル」や「ゴリラ」がどんなに激しく戦っていても、初には関係ない。一人の世界ですね。色んな獣闘士の殺気を感じつつも、それを受けずに殺気のない「牙闘」を目指しています（笑）。
――そんな初が今後、何か活躍できるのでしょうか？
上坂 ネタバレなので詳しくは言えませんが、まさかの大活躍をしちゃう…かも!? きっと予想外の出来事が起こるので、最後まで注目して欲しいです。
――話が変わりますが、初の他に気になるキャラクターはいますか？
上坂 陽湖さんが好きです。自信満々な名うてのプレイヤーっぽいのに、作戦が顔に出やすかったり、「牙闘」を全身全霊で楽しんでいる感じが面白いです。デキる女性なのに裏表がないというかピュアな人というか、そのギャップがいいですよね。アニメではインパクトたっぷりの百面相も見せてくれるので、ますます好きになってしまいます！
――もし獣化するなら、何の生物がいいですか？
上坂 空を飛べる生き物がいいです！ 鳥目だと夜に飲みに行ったりできないので、夜目が利いてカッコいいフクロウか蝙蝠がいいですね。
――ありがとうございます。それでは次回、第8話のご紹介をお願いします。
上坂 プレイヤーサイドの思惑や、裏で糸を引く財閥の方々の黒い陰謀が盛り上がってきます。VIPルームで「獣獄刹」を眺めているおじさんたちは「磨き上げられた悪」という感じがぷんぷんするので、ぜひ注目して頂きたいです。そしてバトルでは城戸が大暴れします。城戸は今のところ何の獣人か不明ですが、なぜか同じチームの「ゴリラ」が大変なことになって…！ 初はここでもピンチで泣いちゃっています。可哀想に…。彼女が危機にどう対処するのか、ぜひ見て頂きたいです！
――最後に視聴者へメッセージをお願いします。
上坂 容赦なく獣闘士たちの首が飛ぶ激闘の連続で、こんなに人が死んでいくアニメにはなかなか出会えません。毎回びくびくして収録に臨みつつも、初は元気に逃げ回っています。どこまで逃げ切ることができるのか、皆さんぜひ応援して下さい！
――ありがとうございました。
